小判形の利点
小判形の印鑑は、とても不安定な楕円形ですので、「象牙」「ツゲ」などの柔らかい材質で作ったものは、長手方向の縁が欠けたりすり減ったりして、直ぐにダメになってきます。その為、円形の印鑑が主力となってきました。
ところが、チタンは硬いので、そのことが逆に利点として働きます。実際に押印してみると判りますが、不安定なために強く押すと紙の上で左右に振れるので、印鑑のワクがクッキリ、ハッキリ押印できるのです。ですから、たくさん印鑑を押す場合は、とても楽です。